レース鳩

レース鳩と土鳩の違い

鳩レースは土鳩と違うレース鳩を使います。この鳩は帰省本能を優れた血統をかけ合せ優れた鳩を生み出しています。競馬でいえばサラブレッドという早く走る為だけに何世代も改良を重ねているというと同じと思ってもらえばわかりやすいです。レース鳩には血統書があり世界最高峰のレース鳩は3000万とも言われていますし、日本でも2000万のレース鳩が輸入されているそうです。

一般によく見られる鳩は土鳩になります。土鳩は見た目は汚いというのでそうばれていますか、本来昔からお寺やお堂に棲みついていた鳩というので堂鳩とも呼ばれていました。土鳩は大和、飛鳥時代には既に伝わっていたともいわれてますが、野生化した土鳩が確認されるようになったのは、明治時代後になります。一説では伝書鳩の飼育ブームで鳩が飼われていたのが大量に逃げ出して地域に棲みついたとも言われています。

鳩レース

鳩レースとは、複数の愛鳩家が各自の飼育している鳩を持ち寄って、同一地点から（放鳩地）から同時に放鳩して、誰の鳩が一番速く帰ってくるか競う競技です。また条件を公平にするために、放鳩地から各自の鳩を飼育している鳩舎までの距離を正確に測定し、鳩が帰るのに要した時間で割って、１分間のスピード (分速)を出して比較します。鳩レースに参加するには、記録機という特殊な時計が必要。

鳩はあらかじめ番号を控えられたゴム輪を脚につけて帰ってきます。このゴム輪を記録機に入れて帰還した時間を記録するようになっています。最近の記録機は自動的に帰還時間を記録する電子入舎システムの使用を認められ、鳩レースもデジタル化に向かいつつあります。レースを実際に主催する団体としては、全国各地に競翔連合会があります。連合会員とならないとレースに参加はできません。日本鳩レース協会の主なレースには、レジョナル・レース（３〜４月）、地区ナショナル・レース（３〜５月)）、グランプリ・レース（４〜５月）、桜花賞レース（春）、衆議院議長賞レース（春）などあります。

レース鳩はオークションや通販で安く入手できます

鳩レースの勝敗はレース鳩の帰省本能や体力の強さで決まってくるといえるでしょう。そのために何代も優秀な血統を掛け合わせて作り上げています。由緒正しい血統書のレース鳩は大変高価です。最近はインターネットの普及により、レース鳩がオークションで出品されているのでそれを利用している方も多くなっています。オークションの利点は競合する人が少なかったりしてレース鳩が安く買えることができます。いっぽうでその鳩に人気が集中すると価格が跳ね上がり高価になってしまうこともあります。これがオークションの魅力であり難しいところでもあります。

インターネットでレース鳩を購入する手段として、レース鳩商店街というサイトがあります。多くのレース鳩を通販しています。このサイトでもオークションを取り入れています。ヤフーオークション、ビッターズなどの大手オークションとは違ってサイト管理者かたが手作業で入力しているのでページ反映には少し時間もかかるというのが特徴です。